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英検Jr.とは?3つのグレードと受験料、英検5級との違い【2026年度】

自宅のリビングでヘッドホンをつけた小学2年生くらいの女の子が、パソコンの画面のイラストを見ながら答えを選び、父親が後ろから見守っている様子

英検Jr.は、日本英語検定協会が実施している児童向けのリスニングテストです。BRONZE・SILVER・GOLDの3つのグレードがあり、合否はなく、正答率で結果が出ます。2026年度の受験料は、ペーパー版が2,500〜2,900円、個人で受けられるオンライン版テストが2,300〜2,700円(いずれも税込)です。

「英検Jr.と英検5級はどう違うの?」「教室でGOLDをすすめられたけれど、受けたほうがいい?」という疑問は、保護者の間でよく聞かれます。この記事では、日本英語検定協会の公式サイト(2026年10月5日確認)をもとに、英検Jr.の中身、グレードと料金、日程、オンライン版とペーパー版の違い、英検5級との違い、家でできる準備を整理します。

英検Jr.とはどんなテスト?

英検Jr.は、英語に親しみ、外国の文化を理解することを目標に、1994年に開発された児童向けのテストです。公式サイトでは「育成型ゲーム感覚」のリスニングテストと紹介されています。

  • すべてリスニング。 流れてくる英語を聞いて、合うイラストなどに○をつける形式です。一部に、選択肢が文字で書かれた問題もあります。
  • 合否がない。 結果は合否ではなく正答率で示されます。正答率80%以上が、次のグレードに進む目安です。
  • 小学校の外国語活動に対応。 英語の音や基本的な表現に慣れ親しむという、外国語活動の考え方に合わせて作られています。
  • 平均と比べられる。 同じ年齢や学習経験年数の受験者の平均値も示されるので、わが子の位置を知る目安になります。

文字の読み書きよりも「聞いてわかる」ことを確かめるテストなので、英語を習い始めたばかりの子どもでも取り組みやすいのが特徴です。

BRONZE・SILVER・GOLDの違いは?

グレードは3つで、子どもの学習の段階に合わせて選びます。

グレード 対象の目安(公式サイト) 試験時間(ペーパー版) 受験料(税込)
BRONZE 小学校低学年を対象としたエントリーテスト 約30分 ペーパー版 2,500円/オンライン版テスト 2,300円
SILVER 小学校中学年程度、BRONZEで正答率80%以上の児童が対象 約35分 ペーパー版 2,700円/オンライン版テスト 2,500円
GOLD 小学校高学年程度、SILVERで正答率80%以上の児童が対象 約45分 ペーパー版 2,900円/オンライン版テスト 2,700円

出典:日本英語検定協会「英検Jr. テスト内容」、受験案内、英検Jr.の特徴とメリット(2026年10月5日確認)。

初めて受ける場合は、学年にかかわらずBRONZEから始め、正答率80%以上をとれたら次のグレードへ、という進み方が公式の目安です。隣り合う2つのグレードを同時に受ける「ダブル受験」もできます。

2026年度の日程と申し込み方法

ペーパー版は、英語教室や学校などの団体が申し込む「グループ会場」で受けます。2011年度から一般向けの公開会場はなくなったため、個人で受ける場合はオンライン版テストを使います。

実施回(ペーパー版) テスト日の期間 受付期間
2026年度 第2回 2026年10月31日(土)〜11月8日(日) 8月17日(月)〜10月5日(月)協会必着
2026年度 第3回 2027年1月30日(土)〜2月7日(日) 11月30日(月)〜2027年1月12日(火)協会必着

グループ会場での実際のテスト日は、この期間の中で、グループの申込責任者が決めます。英語教室などで受ける場合は、教室からの案内を確認してください。オンライン版テストは、購入後の有効期間内であれば、好きなときに自宅で受けられます。

オンライン版とペーパー版、どちらを選ぶ?

ペーパー版 オンライン版テスト
受ける場所 グループ会場(教室・学校など) 自宅のパソコンやタブレット
受けられる時期 年3回の期間のうち、団体が決めた日 有効期間(3ヵ月)内のいつでも、1回
結果 後日、REPORT CARD(個人成績表)とCERTIFICATE(成績証明書) 終了後すぐ画面で確認でき、同じ書類が約3週間後に郵送で届く
受験料(税込) 2,500〜2,900円 2,300〜2,700円

オンライン版には、ドリル&ゲームともぎテストがセットになった「ラーニング」もあり、テストとラーニングを組み合わせたフルパックは、1ヵ月有効でBRONZE 3,900円、SILVER 4,100円、GOLD 4,300円(税込)です。英語教室に通っていない家庭や、子どものペースで受けたい家庭にはオンライン版が使いやすいでしょう。

どんな問題が出る?サンプル問題の種類

公式のサンプル問題を見ると、「絵にあう文は?」「Yesか?Noか?」「3ヒントクイズ」「お話にあう絵は?」「返事をしよう」「4コマまんが」など、いろいろな形式があることがわかります。ヒントを聞いて答えを推測する、想像力を使う問題もあります。

問題の形式(サンプル問題の名前) 必要になる力 家でできる練習
絵にあう文は?/お話にあう絵は? 短い文を聞いて、場面を思い浮かべる 絵本の1ページを見ながら「What is he doing?」と聞き合う
Yesか?Noか? 質問の意味をつかんで答える 「Do you like apples?」に家族でYes/Noで答えるゲーム
3ヒントクイズ ヒントを組み合わせて推測する 「It's yellow. It's long. It's sweet.」のような動物・果物当てクイズ
返事をしよう 話しかけられたときの受け答え 朝のあいさつや「Thank you.」への返事を毎日くり返す

どの形式も、身近な言葉を聞いて、場面や絵と結びつける力を見ています。特別な問題集をそろえる前に、こうした遊びを家で続けておくだけでも、テストの形式に慣れやすくなります。

英検Jr.と英検5級の違い

英検Jr.と英検は名前が似ていますが、目的も形式も違います。

英検Jr. 英検5級
合否 なし(正答率で表示) あり
形式 すべてリスニング(イラストを選ぶ) 一次試験:リーディング25分・リスニング約20分、スピーキングテスト約3分
レベルの目安 BRONZE〜GOLD(小学校低学年〜高学年程度) およそ中学初級程度(英語の学習を始めて最初の目標となる級)
文字 ほとんど読まなくてよい 英文を読んで答える
スピーキング なし スピーキングテストあり(級の認定には影響しない)

出典:日本英語検定協会「5級の過去問・試験内容」(2026年10月5日確認)。

英検5級は文字を読むことが前提の試験なので、アルファベットや簡単な単語が読めるようになってから考えるのが自然です。英検Jr.のGOLDで高い正答率がとれるようになったら、5級を検討する、という順番にすると無理がありません。

何年生で受ける?受けるかどうかの考え方

英検Jr.は、受けなければいけないテストではありません。小学校の英語の成績とも関係はありません。受けるかどうかは、子どもの性格や家庭の目的で決めて大丈夫です。

  • 受けると合いやすい子: 目標があると頑張れる、シールやメダルのような「できた」の印が好き、自分の成長を数字で見たい。
  • 今は見送ってもいい子: テストという言葉で緊張してしまう、英語を始めたばかりで楽しさを優先したい、ほかの習い事で忙しい。

英語教室でGOLDなど上のグレードをすすめられたときは、「今の正答率」と「子どもが受けたいと思っているか」の二つを確かめてから決めましょう。合否のないテストとはいえ、子どもが「できなかった」と感じると、英語への気持ちが下がることもあります。

受ける前に家でできる準備

英検Jr.はリスニングのテストなので、家での準備も「聞く」ことが中心です。

  1. 公式のサンプル問題を一緒に聞く。 英検Jr.のサンプル問題には、問題と解答のPDF、音声のMP3があります。親子で一度やってみると、形式に慣れられます。問題集をそろえる前に、このサンプル問題で形式を知っておくのが近道です。
  2. 身近な単語を絵と結びつける。 色、数字、動物、食べ物、天気など、イラストで出やすい言葉を、実物や絵を指さしながら聞きます。単語の音は動物の英語や数字の英語など、音声つきの単語ページでも確かめられます。
  3. 1日5〜10分、英語の音を聞く時間を作る。 長時間の対策より、毎日短く続けるほうが子どもの負担になりません。
  4. 当日と結果の日の声かけを決めておく。 テストの前には「全部わからなくても大丈夫」と伝え、結果が届いたら、正答率の数字より先に「どの問題ができたか」を一緒に見ましょう。できた問題を話題にするほうが、次の目標につながります。

毎日の「聞いて答える」練習にアプリを使う場合の一例です。 Lumi Kids:子ども英語は英検対策のための教材ではありませんが、フクロウのLumiが読み上げる単語やフレーズを聞いてタップしたり、自分の声で言ってみたりする練習ができます。説明は日本語で、4〜9歳が対象です。最初の2つのレベル「たね」と「め」は無料で使えます。

まとめ:英検Jr.は「できた」を味わうためのテスト

  • 英検Jr.は児童向けのリスニングテスト。BRONZE・SILVER・GOLDの3グレードで、合否はなく正答率で結果が出る。
  • 2026年度の受験料(税込)は、ペーパー版2,500〜2,900円、オンライン版テスト2,300〜2,700円。個人で受けるならオンライン版。
  • 英検5級は中学初級程度の合否のある試験で、文字を読むことが前提。英検Jr.のあとに考えると無理がない。
  • 受けるかどうかは子どもの性格と目的で決めてよい。受けなくても、毎日英語を聞いて声に出していれば力は育つ。

小学校の英語の中身や成績のつき方は、小学校の英語が苦手・ついていけないときにで詳しく説明しています。

よくある質問

英検Jr.は何歳から受けられますか?

英検Jr.は児童向けのテストで、いちばんやさしいBRONZEは、公式サイトで小学校低学年を対象としたエントリーテストとされています。問題は音声とイラストが中心なので、文字が読めなくても取り組みやすい形式です。未就学児の受験については、申し込む団体やオンライン版の案内で確認してください。

英検Jr.に合否はありますか?

ありません。英検Jr.は合否のない「育成型」のテストで、結果は正答率で示されます。正答率80%以上が、次のグレードに進む目安とされています。

英検Jr.のGOLDは英検の何級くらいですか?

英検Jr.は合否のない育成型のリスニングテスト、英検は合否のある試験で、目的も形式も違います。公式にはGOLDは小学校高学年程度、英検5級は中学初級程度とされています。GOLDで高い正答率がとれるようになってから5級を考える、という順番にすると無理がありません。

英検Jr.はどこで受けますか?

ペーパー版は、英語教室や学校などの団体が申し込む「グループ会場」で受けます。2011年度から一般向けの公開会場はなくなったため、個人で受ける場合は、自宅のパソコンやタブレットで受けられるオンライン版テストを使います。

英検Jr.の受験料はいくらですか?

2026年度のペーパー版はBRONZE 2,500円、SILVER 2,700円、GOLD 2,900円(税込)です。オンライン版テストは3ヵ月有効でBRONZE 2,300円、SILVER 2,500円、GOLD 2,700円(税込)、学習用のラーニングとセットのフルパックもあります(日本英語検定協会、2026年10月5日確認)。

英検5級は小学生でも受かりますか?

小学生で受ける子もいます。英検5級は「英語の学習を始めて最初の目標となる級」で、レベルはおよそ中学初級程度とされています。リーディングとリスニングで出題されるので、アルファベットや簡単な単語を読めることが前提になります。

英検Jr.を受ける意味はありますか?

英検Jr.のねらいは、「できた!」という気持ちを学習のやる気につなげることだと公式サイトに書かれています。結果には同じ年齢や学習経験年数の受験者の平均も示されるので、目安を知りたい家庭には役立ちます。一方で、テストが負担になりそうな子は無理に受ける必要はありません。

英検Jr.の勉強はどうすればいいですか?

まずは公式のサンプル問題(問題・解答のPDFと音声のMP3)を親子で一緒に聞いてみてください。オンライン版にはドリルやゲーム、もぎテストがついた学習用のラーニングもあります。家では、色・数字・動物など身近な単語を絵と結びつけて聞く練習が役立ちます。

Lumiと話しながら、英語を声に出して

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Lumi Kids 教育チーム

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