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小学3・4年生の英語(外国語活動)|Let's Try!で何を習う?

玄関でランドセルを背負った小学3年生くらいの男の子が学校で習った歌を手ぶりつきで歌い、妹がまねをして母親が笑っている

小学校の英語は、3年生の「外国語活動」から始まります。3・4年の外国語活動は教科ではなく、授業は年35単位時間(1単位時間45分、週1回ほど)。英語を聞くこと・話すことを中心に、あいさつや好きなもの、数や曜日などを伝え合う活動を通して、英語の音や表現に慣れ親しみます。数字の評定はつきません。

このページでは、文部科学省の小学校学習指導要領(平成29年告示)をもとに、3・4年の外国語活動で何を目指し、どんな活動をするのか、5・6年の教科「外国語」とのちがい、成績(通知表)の考え方、家でできるサポートをまとめました。出典はページの最後に記載しています(2026年10月5日確認)。

外国語活動とは(ひと目でわかる表)

項目 3・4年 外国語活動
始まった時期 2020年度(令和2年度)から全面実施の学習指導要領
授業時数 3年 35単位時間、4年 35単位時間(1単位時間は45分)
位置づけ 教科ではない(「外国語活動」)
扱う言語 英語を原則とする
中心となる力 聞くこと・話すこと[やり取り]・話すこと[発表]の3つ
文字 文字の読み方(名前)を聞いて、どの文字かがわかる
成績 数字の評定はなし。身についた力を文章で記録
文部科学省の教材 外国語活動教材「Let's Try!」(音声データ公開)

授業時数は学校教育法施行規則の別表第一で決められていて、年35単位時間は、1年間をおよそ35週とすると週1回ほどになります。

3・4年の外国語活動で目指すこと(3つの領域)

学習指導要領では、外国語活動の英語の目標を、次の3つの領域ごとに示しています。ここでは保護者向けにかみくだいて紹介します。

領域 目指すこと(要約)
聞くこと ゆっくりはっきり話されたときに、自分のことや身の回りの物を表す簡単な言葉や、基本的な表現の意味がわかる。文字の読み方を聞いて、どの文字かがわかる。
話すこと[やり取り] あいさつやお礼、簡単な指示をしたり、それに応じたりする。好きなものなどを、動作を交えながら伝え合う。サポートを受けて、簡単な質問をしたり答えたりする。
話すこと[発表] 身の回りの物や自分のことを、人前で実物などを見せながら、簡単な言葉で話す。

全体の目標は、英語でのコミュニケーションの「素地」をつくることとされています。正しく言えるかどうかよりも、英語を聞いたり話したりすることに親しむ段階です。

授業ではどんな活動をする?

学習指導要領には、言語活動の例として次のようなものが挙げられています。

  • 身近な人や物を表す言葉を聞いて、それを表すイラストや写真と結びつける
  • 文字の読み方を聞いて、活字体で書かれた文字と結びつける
  • 友だちとあいさつをしたり、好きなものや欲しいものを伝え合ったりする
  • 身の回りの物の数や形、自分の好き嫌いや欲しい物、時刻や曜日、場所などについて、実物やイラスト、写真を見せながら話す

扱う場面の例としては、家庭での生活、学校での学習や活動、地域の行事、子どもの遊び、あいさつ・自己紹介・買い物・食事・道案内などが示されています。家で使う英語と重なるものが多いのが特徴です。

外国語活動(3・4年)と教科「外国語」(5・6年)のちがい

3・4年 外国語活動 5・6年 教科「外国語」
位置づけ 教科ではない 教科
授業時数 年35単位時間(週1回ほど) 年70単位時間(週2回ほど)
領域 聞く・話す[やり取り]・話す[発表]の3つ 聞く・読む・話す[やり取り]・話す[発表]・書くの5つ
目標のことば コミュニケーションの「素地」 コミュニケーションの「基礎」
語数 決まった語数の記載なし 3・4年で扱った語を含めて600〜700語程度
文字 名前を聞いてどの文字かわかる 活字体の大文字・小文字を読む・書く
成績 文章で記録(数字の評定なし) 観点別の評価と3段階の評定
教材 文部科学省「Let's Try!」 検定教科書(出版社は地域の採択による)

5・6年については小学5・6年生の英語(教科「外国語」)でくわしく説明しています。

成績(通知表)はどうなる?

文部科学省の通知(指導要録に記載する事項)では、外国語活動の記録は、数字の評定ではなく、どのような力が身についたかを文章で端的に記述することとされています。3年生以上の各教科には3段階の評定がつきますが、外国語活動は教科ではないため、評定の対象ではありません。

通知表(家庭に配られる成績表)の様式は、学校ごとに決められています。英語の欄がどのように書かれているかは、学校の通知表で確認してください。

家でできるサポート(3・4年)

外国語活動は「聞く・話す」が中心なので、家でも書かせたり覚えさせたりするより、短いやり取りを楽しむのがいちばんのサポートです。

  1. あいさつを英語で:朝の Good morning. と夜の Good night. を英語にするだけでも、毎日の練習になります(あいさつの英語)。
  2. 好きなものを聞き合う:What color do you like? What food do you like? のように、好きなものを聞き合います(色の英語、果物の英語)。
  3. 数・形・曜日・時刻:授業の話題になりやすいテーマを、生活の中で一言ずつ(数字、形、曜日、時間)。
  4. 見せながら話す:好きなおもちゃや家族の写真を見せながら「This is my dog.」のように紹介する遊びは、授業の「発表」とつながります。
  5. 音声つきで聞く:英単語ページの音声を一緒に聞いて、保護者もまねをします。保護者が英語を話せるかどうかは関係ありません。

英語が苦手そうなとき、授業についていけるか心配なときは、小学校の英語が苦手・ついていけないときの記事も参考にしてください。

Lumi Kidsについて: iPhone・iPadアプリ「Lumi Kids:子ども英語」は、フクロウのLumiと聞いて話して学ぶアプリで、教科書に準拠したものではありません。色・数・動物・あいさつ・曜日など、学校の英語と重なるテーマはあります。4〜9歳向けで、最初の2つのレベルは無料です。

出典(2026年10月5日確認)

よくある質問

小学校の英語は何年生から始まりますか?

文部科学省の小学校学習指導要領(平成29年告示、2020年度から全面実施)では、3年生から外国語活動が始まります。5年生からは成績のつく教科「外国語」になります。1・2年生には学習指導要領上の英語の時間はありませんが、学校によっては独自に英語にふれる時間を設けていることがあります。

外国語活動と教科「外国語」のちがいは何ですか?

3・4年の外国語活動は教科ではなく、聞くこと・話すことを中心に英語に慣れ親しむ時間で、数字の評定はつきません。5・6年の外国語は教科で、読むこと・書くことも加わり、600〜700語程度の語を扱い、3段階の評定がつきます。授業時数も年35単位時間から年70単位時間に増えます。

3・4年の英語にテストや成績はありますか?

学習指導要領の外国語活動には数字の評定はなく、指導要録には、どんな力が身についたかを文章で記録します。授業の中で小さな確認をすることはあっても、5・6年のような3段階の評定はつきません。通知表の書き方は学校ごとに決められています。

3・4年の外国語活動ではどんな教材を使いますか?

文部科学省が作成した外国語活動の教材「Let's Try!」が用意されていて、音声データも公開されています。実際にどの教材をどう使うかは学校によって異なるので、授業の様子は学校からのお便りや授業参観で確かめてください。

誰が英語を教えるのですか?

学習指導要領では、学級担任の先生や外国語活動を担当する先生が授業を行い、ネイティブ・スピーカーや英語が堪能な地域の人などの協力を得て指導体制を充実させることが示されています。ALT(外国語指導助手)と一緒に授業をする学校もあります。

3年生でローマ字も習うので混乱しませんか?

3年生の国語ではローマ字で書かれた簡単な単語を読み書きするので、同じアルファベットでも、ローマ字の読み方と英語の読み方が混ざることがあります。「ローマ字は日本語を書くため、英語には英語の読み方がある」と伝えると整理しやすくなります。

家では何をすればいいですか?

授業で使うのと同じような短いやり取り(Hello. How are you? What color do you like? など)を、家で1日1〜2回楽しむだけで十分です。単語を書かせたり、テストのように覚えさせたりする必要はありません。音声つきの単語ページを一緒に聞いて、まねしてみるのもおすすめです。

Lumiと話しながら、英語を声に出して

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Lumi Kids 教育チーム

Lumi Kidsを開発しているチームです。記事は幼児期の言語習得に関する公開情報や日本の学習指導要領など公的な学校制度の情報をもとに作成し、アプリ内のカリキュラムデータと照らし合わせて更新しています。ご質問・訂正はこちらまで: hello@lumikids.live